幻想振動症候群(ファントム・バイブレーション・シンドローム)

こんにちは。 稲葉です。

ありがたいことに僕は色んな方から連絡をいただきます。 そのため、よく携帯が鳴るので、直ぐに反応をする様にしているのですが、10回のうち3回は勘違いであるという今日このごろです。

これまで、あまり気に留めていなかったのですが、昼ごはんを友人と食べている時に、携帯のバイブの勘違いの話を切り出した際に、衝撃的な事を知らされました。

携帯が振動していないのに、振動したと勘違いしてしまうあの現象、、、、、

病気らしいです。

((((;゚Д゚)))))))

その名も、、、、、 幻想振動症候群ファントム・バイブレーション・シンドローム)!!!!!

何だ?この厨二心をくすぐられる病名は(笑)!?!?

以下、僕がファントム・バイブレーション・シンドロームについて調べた内容です。

ファントム・バイブレーション・シンドロームがなんなのかと言いますと、振動していない携帯電話が、振動しているように思える錯覚のことを言います。

携帯電話をポケットなど体に触れる場所に入れて歩いていると、携帯電話が振動したように感じたので、実際に手にとってみたのに誰からも着信が無い。 このような経験1度や2度ありませんか? この現象が、ファントム・バイブレーション・シンドロームなんですね。 これは携帯電話のバイブレーション機能に慣れたユーザーであれば、誰でも起こりえる現象で、電話機の着信に対して神経質になっている時ほど経験しやすいと言われています。

ファントム・バイブレーション・シンドロームに初めて言及したのはカナダのスティーブン・ギャリティ氏で、その後、行動心理学、認知学などの方面から研究が行われたそうです。 その結果、この現象は、人間の脳が携帯電話の着信と振動を学習することで、振動に対して敏感になり、ありもしない振動にも反応するというメカニズムであることが説明づけられました。

最近は電車などの公共交通機関内では、着信音を鳴らさないマナーモードが推奨されており、バイブレーター機能に頼る人が増加しています。 そのため、バイブレーションに慣れた人々の中には、潜在的ファントム・バイブレーション・シンドロームはかなり多いと予想されています。

世の中、色んな病気がありますね。

ただ、登校拒否という言葉ができてから登校拒否の学生が増えたと言いますし、ファントム・バイブレーション・シワンドロームという言葉ができたことにより、ファントム・バイブレーション・シンドローム患者が増えるような気もします。