上念 司 講演会「経済で読み解く豊臣秀吉」

こんばんは。 稲葉です。

今日は仕事終わりに八重洲ブックセンターにて、僕の大好きな経済評論家である、上念 司さんの講演会に参加をしてきました。 本日、上念さんの新著「経済で読み解く豊臣秀吉」の発売日ということで、その発刊記念講演会だったわけです。

www.yaesu-book.co.jp

終始、ユーモアあふれる毒舌が飛び交う最高の時間で、学びと読書欲がそそられまくりな時間でした。 今日は「経済で読み解く豊臣秀吉」の発売日ということもあり、開場時間を迎えて瞬く間に会場は満員となってしまいました。 定時に上がってマッハで行って良かったです。なんとか前から2列目の真ん中の席を確保できました。

本書は上念さんの「経済で読み解くシリーズ」の第4作品目とのことです。

第1作目「経済で読み解く大東亜戦争

第2作目「経済で読み解く明治維新

第3作目「経済で読み解く織田信長

そして今作「経済で読み解く豊臣秀吉

上念さんが言うには、今作、ついにタイトルと内容が一致したそうです。

「え?これまでは違ったの?」と思いますよね?だって、僕、前3作読んだこと無いんだもん。

前3作も気になるので読んでみます。

さてさて、講演会の話題に戻りますが、本講演会のテーマは「歴史は繰り返すからこそ、歴史から学ぶ必要がある」だと、勝手に解釈しています。

上念さんは経済も歴史もたくさん勉強されているのだろうということをお話を聞いていて凄くよくわかります。 歴史は繰り返し、次に日本が繰り返す歴史は「二・二六事件」であると予測していました。 その根拠をロジカルにお伝えしてくれたのですが、僕の頭では全く理解できないため、もっと読書して知識も増やしたくなりました。

話はちょいと変わりますが、今回は貨幣のお話も多めでした。 お金というものがどのようにできてきたのか? 何故同じものを国中に流通させる必要があったのか? そのことが本書にしっかりと書かれているそうです。

上念さんいわく、かつての日本には通貨による問題が多発していた時期があったそうです。 織田信長は物品貨幣を排除しようとしたが失敗してしまい、日本各地で物品貨幣、渡来銭、銀貨、金貨がめちゃくちゃに流通してしまったそうです。 この先日本はいったいどうなってしまうんだ?

その秘密が本書に書かれているとのことです。

織田 信長が存命だった頃の秀吉は、柔軟な思考とリスクを取りに行くハングリー精神によってどんどん地位を上げていったとのことです。 しかし、信長亡き後はその頃の秀吉は見る影も無いほど残念な方向に進んでいったそうです。

上念さんはそんな秀吉のようにならないようにする為に、若かりし頃の駆け出しの自分を忘れないように、定期的に当時よく食べていた松屋の牛丼を食べて、ハングリー精神をキープしているそうです。

僕も松屋の牛丼を食べて常にハングリー精神むき出しで前進し続けます。

講演会後にサインまでいただきました。