ブロックチェーンを使った賃貸住宅の契約が2020年には実現!?

こんにちは。 心踊る未来の足音に敏感な稲葉です。

今後、益々、世間からの信頼信用がモノを言う時代に突入するんだろうなと、確信が深まる毎日です。

先ほど、賃貸住宅の契約に関するニュースを見ていたんですね。 もうね、テンション上がりまくりですよ。

ヤベぇ〜!!!未来きてますね〜!!!!!

何と、2020年にはブロックチェーン技術を用いたスマホのアプリで、賃貸住宅の契約を取れるようになるそうなんですよ。

順を追って説明しますね。

今回のニュースを見て、かつて、飛行機や新幹線の席の予約をスマホでできるようになった時の感動が蘇ってきました。 いや、今回のはあの時以上ですね。

今日、僕は今後のブロックチェーンを媒体とした様々なサービスの誕生が、僕が想像していたよりも早い未来で現実化する可能性を垣間見ました。

これまでの賃貸住宅の契約って、まず初めに不動産会社に足を運んで、スタッフさんのお話を伺って、気になった物件に内見をしに行って、提出書類を集めて、ようやく契約をするといった流れが一般的ですよね。

何とですね、今回のブロックチェーン技術を用いた契約がどんな流れなのかと言いますと、これらの一連の流れを全てバッサリと省いちゃうんですよ。 従来の賃貸住宅の契約の流れの常識を完全に覆し、顧客情報や物件情報をブロックチェーンの仕組みを使うことによって、書類集めなど無駄な作業を無くし、よりスピーディーに契約を完遂させられるようになるんですね。 しかも、VRを利用することで、物件の内見をオンラインですることができるシステムや、スマホの遠隔操作で鍵の施錠もできるとのこと。 つまり、ブロックチェーン技術を取り入れることで、申し込み、内見、契約の流れを場所と時間を問わず、簡潔に済ませることができるようになるとのことです。

更に、顧客情報管理システムも第3者が改ざんできないように、ブロックチェーンの特性を活かしたデータ蓄積システムを運用しているとのことで、中央集権型のシステム以上にセキュリティも充実しているようです。 今年の3月にあったFacebook個人情報流出事件のようなことも、非中央集権型のシステムだと起こりにくくなるのではないかと思います。

超スーパー簡単にまとめると、メチャクチャ簡単に、これまでとは比べ物にならないくらい早く、より安全に契約ができちゃうということです。 当然、個人の信頼信用あってのことなので、そうで無い方にとっては、関係の無い話かもしれませんが。

ブロックチェーンと聞くと、まだまだビットコインをはじめとする仮想通貨の印象が強いですが、今後、世の中が中央集権から非中央集権化するにあたって、必須技術であるのと同時に、より身近なものにもなってくるかと考えます。 複雑なものをより簡潔にすることで、事業者以上にエンドユーザーの利益に繋がる未来が確実にやってくると思います。

それに今回の賃貸契約の簡素化システムは、流通や事業者の在り方そのものに大きな変化をもたらしていくのではないかと感じました。 そして同時に思うことが、当然、これまでの賃貸事業者からは、反発が起こるんだろうなということです。 これまでの自分たちの仕事である、物件の案内や提案といったことがアプリに取って代わってしまうので、当然といえば当然ですが、恐らくその反発も虚しく終わっていくかと思います。 時代の流れに勝てるわけないので、、、。

ですが、こんなことはこの先の未来では当たり前になるはずなんですよ。 丁度、今読んでいる、ホリエモンこと堀江貴文さんと落合陽一さんの共著「10年後の仕事図鑑」にも今人間がやっている仕事のほとんどが、AIやロボットがやるようになると書いてあります。

そもそも、無くなるような仕事なら、反発なんて無駄なことはせずに、態々人間がやる必要が無い仕事なんだと割り切って、自分にとって本当にやる価値がある仕事に取り組もうと次に行く姿勢を持って生きるべきだと思います。

だからといって、不動産の賃貸業者のお仕事が完全に無くなるかというと、僕はそうは思いません。 賃貸業者としてのこれまでの業務内容に対するこだわりを捨て、契約判断の背中押しや、入居後の管理サービスをしてトラブル回避をするような業務内容だとアプリが流行ってもニーズがあるかと思います。 これまでの顧客情報管理や契約などの業務をAIにお任せし、人間がやった方が有利、もしくは、人間にしかできない業務を人間がやるといった、明確な役割分担をすることで、賃貸業者の仕事も無くならないのではないかと思うんですね。 要は、考えようですよ。

何はともあれ、想像も付かないような未来がくるのが楽しみです。