歩りえこさんの著書「思い立ったらマチュピチュ〜旅ガールが教える、ガイドに載らない旅ワザ〜」の書評ブログ
お早うございます。 すっかり、歩りえこさんのファンになってしまった稲葉です。
昨日読んだ、歩りえこさんの処女作「ブラを捨て旅に出よう〜貧乏乙女の世界一周旅行記〜」も非常に面白かったのですが、今回の第2作目である「思い立ったらマチュピチュ〜旅ガールが教える、ガイドに載らない旅ワザ〜」も凄く面白かったです。 あっという間に読み終えました。
思い立ったらマチュピチュ ~旅ガールが教える、ガイドに載らない旅ワザ~ (宝島SUGOI文庫)
- 作者: 歩りえこ
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2013/07/04
- メディア: 文庫
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ブラを捨て旅に出よう 貧乏乙女の“世界一周”旅行記 (講談社文庫)
- 作者: 歩りえこ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/07/13
- メディア: 文庫
- クリック: 36回
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冒頭に、「これまでに5大陸93ヶ国を旅してきた。これだけ聞くと相当アクティブな女だと思われるが、昔は全くの逆のタイプだった。学生時代、突如、自分は長くは生きられない可能性があると知ってから、日々、明日死んでも悔いは無いという気持ちで毎日を過ごせるようになった。」という文章が書かれていたのですが、偉業を成し遂げる人というのは、同じ概念を持って生きているもんなんだなと感じましたね。
スティーブ=ジョブズ
「毎日を人生最後の日だと思って生きよう。いつか本当にそうなる日がくる。」 この言葉に感銘を受けて以来、33年間、私は毎朝、鏡の中の自分に問いかけています。 「今日死ぬとしたら、今日は本当にすべきことをするか?」 その答えが何日も「No」のままなら、何かを変える必要があると気付く。 ハングリーであれ。バカであれ。
本田 圭佑
このW杯が終わったあとに自分の人生が終わるとしたらどういう決断をしていくか。 もちろん、人生は終わらないんだけど、終わるとしたら、どれくらいの覚悟でどういう意思決定で、どういうふうに取り組んで、どういう会話をみんなでしていくか。 そういう思いでこのW杯を過ごしたい。
歩りえこさんとは?
昨日、「ブラを捨て旅に出よう」の書評ブログにも書いたので、気になる方は以下のリンクに飛んで、見ていただけたらと思います。
iam1031nobosemon.hatenablog.com
「思い立ったらマチュピチュ」の書評
前半
前半は海外一人旅経験談をあらゆる角度から書かれていて、面白おかしく真剣に学ぶことができました。
本書は歩りえこさんのファンの方が世界を旅する上で気になることを質問をして、歩りえこさんがお答えするという形式で、ストーリー(って言って良いのかな?)が進んでいきます。
体験談のシェアや注意した方が良いこと、やっておけば良かったこと、これまでの旅行での経験に基づいた、旅する上で大切な準備や持ち物、着替え、お金、海外旅行保険についてなど、かなりリアルで実用的な知恵が赤裸々に書かれていました。
後半
後半は、「絶対見ておくべき世界の街」、「絶対見ておくべき世界の絶景」、「絶対見ておくべき世界の遺産」の3項目をトップ1〜20の計60カ所を、エピソード付きで紹介してくれてます。 本書の最初のページに、3項目のトップ7をカラー写真でも見ることができますが、今回は解説付きなので、よりイメージか鮮明になりますね。
最後に、、、。
最後のラスト9ページは、「世界で使えるお得パスガイド」、「旅のお役立ち情報サイト」、「あとがき」といった流れになっているのですが、これがまたかなり実用的な内容なんですよ。
海外に行くと日本ではあり得ない文化や習慣があり、それを知らないと思わぬトラブルに発展することだってあるとのことです。 そのトラブルを回避するための1番効果的なことは、現地人のマネをすることなんだそうです(笑)
意外過ぎますよね(笑)
それにしても、いや〜、読めば読むほど海外旅行に行きたくなりますね(笑)
下手な旅行雑誌よりも、よっぽど為になりますし、ワクワクとドキドキが止まりません。 ちなみに、本のタイトルが「思い立ったらマチュピチュ」ですが、マチュピチュについては、ほぼ触れられてません(笑) 歩りえこさんがお伝えしたい真意は、マチュピチュが素晴らしいということではなく、行動しようと思えば、直ぐにマチュピチュにでも行けるんですよ。ってことが言いたいってことですね。
※ここから先は、書評とはあまり関係の無い番外編になります。
ダラケ
吉本クリエイティブエージェンシー所属のお笑い芸人コンビ、千原兄弟の千原ジュニアさんがMCを務める、いろんなジャンルのスペシャリストをゲストとしてお招きする「ダラケ」という番組があるんですね。 実はですね、以前、その「ダラケ」に歩りえこさんがゲストとして出た回があったんですよ。 「女性バックパッカーダラケ!」という回です。
これがまた超衝撃でした。
危険なヒッチ俳句
「路地裏を 曲がった途端に フルボッコ」
え〜!?!?!?!? ですよね、、、。
ちなみに、フルボッコにされる数分前の写真が以下の写真なんだそうです。
この時はまさか数分後にフルボッコに合うなんて、思ってもいなかったでしょうね、、、。
ヤバ過ぎますよ。 アルゼンチン、マジで怖ぇ〜!!!
新婚旅行プレゼン
この番組がオンエアされた時は、ジュニアさんは結婚して1年が経つかな〜?くらいの頃だったんですね。 そんなジュニアさんですが、まだ新婚旅行に行ってなかったんですよ。
ということで、ジュニアさんが新婚旅行に行きたくなるおすすめ旅行先プレゼンをやることになりました。
そこで歩りえこさんは、「ブラを捨て旅に出よう」で衝撃エピソードの連続で僕の度肝を抜きまくった、エチオピアの少数民族の結婚式プレゼンをしたんですね。
まずは、くちびるに大きなお皿をはめ込み、牛の生き血を飲むムルシ族。
美的感覚が日本人と異なるようです、、、。
ほう。
????ん????
いやいやいやいやいやいやいやいや
それ以前の問題でしょ、、、。
その発想自体が凄いです、、、。
ってか、そもそも、歩りえこさんはこの牛の血を飲んだのでしょうか?
そうそう。 まず先にそこだよね。
完全に想定の範囲内のリアクションでした(笑)
次に、世界一美しい裸族と呼ばれ、結婚式では新郎が新婦を鞭で打ちまくるハマル族。
お、おう、、、。
ちょい、ちょい、ちょい、え〜!? そんな強くいく!?
ブッギィヤァ〜ッ!!!!!
実際にやられなくても、あの傷跡を見たらねぇ、、、。
いやいやいやいやいやいやいやいや
流石はジュニアさん。 あのドえらい空気を見事にまとめました(笑)
以前、岡崎さんから、「プレゼンとは、プレゼント(内容)と、プレゼンス(誰から)だ」と教わりました。 プレゼンスに関しては、御三方とも申し分無いのですよ。 ただ、歩りえこさんのプレゼンは、プレゼントの部分が受け入れられる人が相当限られてくるのでは?と感じてしまった僕はまだまだ視野が狭いのでしょうか?
この「女性バックパッカーダラケ!」の回を、通しで観たい方は、以下のURLからYouTubeの動画に飛べるようにリンクを張っておくので、是非観てみてください。