映画「ジュラシック・ワールド 炎の王国」を観に行って来ました!

こんばんは。 ジュラシック・ワールドが三度の飯よりも好きな稲葉です。

ジュラシック・ワールドって本当に面白いですよね。 あの映画を観て、何も感じない人なんているんですかね!?

新作「ジュラシック・ワールド 炎の王国」も最高に面白かったです。

先ほど、TOKYO MIDTOWN HIBIYA内にある、TOHOシネマズ日比谷にて、一昨日から上映中の「ジュラシック・ワールド 炎の王国」を観に行って来たんですよ〜。

www.jurassicworld.jp

う〜ん、なんて表現をしたら良いのでしょうか? えっとですね、語彙力ゼロのコメントをさせていただくと、凄く最高だったんですよ。

恐怖感と絶望感とハラハラドキドキの集大成というか、僕の身体の中に秘めている喜怒哀楽を2時間垂れ流しにしていた感じで見入ってました。 今年観た映画の中でダントツ1番面白かったです。 あまりの面白さとリアルさに、上映中、悲鳴をあげたり、身体をよじって画面内での攻撃を避けてしまったりするくらい面白かったです。 いや〜、マジで喰われるかと思いました(笑)

冗談抜きで寿命縮まった気がします。 だって観終わった後、全力疾走した後みたいに、両足がプルプルしていましたからね。

あ、でも本当にお薦めです。 ジュラシック・パークジュラシック・ワールドを観たことが無い方でも楽しめる内容になってますよ。

※ここからは完全にネタバレなので、ネタバレが嫌な方はスクロールをしないことを推奨します!

ジュラシック・ワールド 炎の王国の感想

え〜、まず、本作のテーマを2つ独断と偏見で決めさせていただきました。 観た方は絶対に共感して貰えると思いますよ。

その僕が勝手に決めたテーマとは、「狂気と絶望」です。 人間の欲望と身勝手さという狂気、恐竜の存在感と獰猛による絶望が、あらゆる場面で強烈に伝わってきました。

まずですね、序盤から僕の大好きな「モササウルス」が圧倒的強さの元、暴れまくりで。 手が付けられない獰猛さというのはこういうことか!というのがビシバシ伝わってきました。 探査機を喰らい、ハシゴごと雑魚敵を喰らい、予測不可能な野生の力で、恐竜の恐怖を分かりやすいカタチで見せ付けられました。

そして恐竜の恐怖以上に恐ろしい力は自然の力ですよ。 本作のタイトルにある、「炎の王国」という言葉がどこからきているのかと言いますと、前作と本作の前半の舞台である、恐竜の島「イスラム ・ヌブラル」の火山が噴火したことにより、島中に溶岩が飛び交ったり流れ込んだりしていることに由来されているんですね。 恐竜は確かに大きいし強いし怖いんです。 だがしかし、あの強大な恐竜たちですら、火山という大いなる自然の力の前ではなすすべなくやられていました。

どうしようも無いような危機的状況下で、更に絶望感漂うヤバいシーンがあったんですね。 どんだけ前半に畳みかけんねん!?って感じでしたよ。 どんなシーンだったのかと言いますと、凶暴な肉食恐竜から避難するために、3年前までジュラシック・ワールドが運営されていた頃に使われていた部屋に、クレアとフランクリンが隠れていたんですね。 そこへ凶暴な肉食恐竜がやってきて逃げ回ることになるのですが、途中から火山が活発化したことで、溶岩の雨が降り注ぎ、天井を突き破ってくるという無慈悲な絶望的事態が、、、。

上からは溶岩の雨、前方からはTレックスや肉食恐竜たちによる捕食攻撃、あのシーンは観てて吐き気がするほど恐怖しました。 食われるのも燃え死ぬのも嫌だ〜!!!って。

その後、もう1カ所絶望シーンがあったのですが、そのシーンを観た僕は、映画館にいるというのに、普通に悲鳴をあげてしまいまきた、、、。

前作「ジュラシック・ワールド」でも大活躍した、主人公であるオーウェンの相棒でもある、ラプトルの「ブルー」が軍による攻撃で瀕死の重傷を負ってしまったんですね。 ブルーを助けるには、同じ肉食恐竜から輸血する必要があるとのこと。 そこでオーウェンには、麻酔銃で眠らされてるTレックスから血を奪うという、絶対にやりたくない強制イベントが発生したわけです。 麻酔銃で眠らされてるね〜。 そうですね〜。 その通りです。 確かに最初は寝てたんですよ。 最初はね。 でもこれパニック映画ですからね。 誰もが予想できたことかと思いますか、当然、Tレックスが途中で目を覚ますんですよね。 狭い檻の中でオーウェンTレックスだけです。 絶体絶命じゃないですか? こんな状況で生き残れるのなんて、刃牙のピクルくらいなもんですよ。 アイツ、Tレックスの噛み付き攻撃から生還してますからね。

この時、オーウェンの身体くらい大きな口で噛み付き攻撃を繰り出しているTレックスの一瞬のスキを付き、開いた口の間をジャンプで通り抜けて逃げるという、モンハンの緊急回避を思い出すようなシーンを観て、本日、1発目の悲鳴をあげてしまいました、、、。 アレは絶対声出ちゃいますよ。

ティガレックスの突進噛み付き攻撃を緊急回避

その後は後半のロックウッド邸編に入るのですが、ここからは人間のドロドロした欲望や権力のダークサイドな感情が渦巻く、あまり見ていて気持ちの良いものではない展開に入ります。 ここでは倫理観や人間味を無視した利己的な人達の駆け引きや恐竜オークションなどが行われ、人間の嫌な部分を全力で詰め込んできたなって感じを味わえます。 まぁ、そのダークサイドにいる方々は、1人残らず、インドラプトルに食い殺されましたしたけどね。

そんなダークな人間たちのやり取りを見ている中で僕の心を癒してくれたのが、水蜜桃のようにポニャポニャした可愛い顔をしたメイジーですよ。 あの娘は絶対に将来、半端無く綺麗になると思います。

そこからのクライマックスに向けてのインドラプトルからの逃亡劇と戦闘シーン、ブルーとの共闘、ファントムブラッドジョジョ対ディオの戦いを連想させるラストシーン!

どれも本当に最高でした。

そして次回作に繋がるであろう、メイジーのあの選択のシーンを観て、僕の中で共感と反感の矛盾が旋風を巻き起こし、いたたまれない想いに浸ってしまいました。

最後に、全ての元凶であるウー博士がまだ生きていること、世界中に飛び散った恐竜たち、裁判官の最後のセリフ「ジュラシック・ワールドへようこそ」を聞いて、心踊らせながらドキドキとワクワクを感じながら次回作に大きな期待を持って終了。

マジでヤバいです!

是非映画館に足を運んで貰えたらと思います。

インドラプトルについて少々、、、。

本作「ジュラシック・ワールド 炎の王国」の1番の敵は、前作「ジュラシック・ワールド」の1番の敵である「インドミナス・レックス 」のDNAから作られたクローン恐竜「インドラプトル」というやつだったんですが、これがまた強かったです。 そして知能が高過ぎました。 もはや恐竜じゃねぇ〜。

人間を追い詰めるシーン、敵の軍人から受けた麻酔銃が効いたフリをして欺き、喰い殺すシーン、屋根の上でグルグル近付いてきて映画館が回転しているんじゃないかと錯覚させられたシーン、全てが絶望的でした。 敵が檻の中に入ってきた時のインドラプトルが「コイツ引っかかったな」っていう表情でニヤニヤした時、マジで怖かったです。 コイツ恐竜じゃねぇーなって思っちゃったもん。

ただ、インドミナス・レックスよりもやや小さめだったのと、倒し方のせいか、個人的には前作のインドミナス・レックスの方が強かった気がしました。

まとめ

本当に面白かったです。 そしてハラハラドキドキ感が半端なかったです! 完全に前作「ジュラシック・ワールド」を超えていました。

ジュラシック・ワールドシリーズもも、ジュラシック・パークシリーズと同様に三部作とのことですので、続編も非常に楽しみです。 ストーリーの舞台が、元々は小さなエリアで起こっていたことが世界中に広がっていく過程が、バイオハザード進撃の巨人みたいで良いですね。

楽しみに待ってます!