「AIとBIはいかに人間を変えるのか」の書評ブログ(最終章)
おはようございます。 良書を読み終え、感傷に浸ってる稲葉です。
まぁ、「読み終え」とは言え、読み終えたのは1週間くらい前のことなので、結構前になっちゃうんですけど、ブログとして投稿するのに時間がかかってしまいました。
良いですね。 AIとBI。
ただ、個人的にはAIとBIが良いというより、これから誰にも予測できないような何が起こるか分からない、良い意味でカオスな未来がくることが楽しみで仕方ないんですよ。
AIとBIもその僕が待ち望んでるカオスの一部という意味で、「良いですね。」ってことです(笑)
ちょっと話が脱線しますが、THE BLUE HEARTSの「情熱の薔薇」って曲あるじゃないですか? 父がTHE BLUE HEARTSのファンだったので、子どもの頃、この曲を車の中でよく聞いてたんですよ。
僕はTHE BLUE HEARTのことは、好きでも嫌いでも無かったのですが、「情熱の薔薇」の中に、好きなフレーズがありまして。
↓ まぁ、コレなんですけど、、、。
見てきた物や聞いた事、今まで覚えた全部、でたらめだったら面白い、そんな気持ち分かるでしょう
いつから好きだったかは覚えていませんが、なんとなく気付いたらこのフレーズが凄く好きになってまして。
これって、今まで得てきたものが全部無駄だったら面白いよね。って意味ですが、これから常識や前提が大きく変化して、何が起こるか見当も付かない未来に対する捉え方っていう見方もできるよな。って、僕は勝手に思っています。
そんな前提で「AIとBIはいかに人間を変えるのか」の書評ブログ(最終章)を読んでいただけたらと思います。
AIとBIはいかに人間を変えるのか (NewsPicks Book)
- 作者: 波頭亮
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※本ブログは、第1章:AI編、第2章:BI編に次ぐ、第3章として書いています。
「AIとBIはいかに人間を変えるのか」の書評ブログ(AI編)
iam1031nobosemon.hatenablog.com
「AIとBIはいかに人間を変えるのか」の書評ブログ(BI編)
iam1031nobosemon.hatenablog.com
AIとBIはいかに人間を変えるのか
これまで、AIは「科学技術の最先端テーマ」、BIは「格差と貧困問題を解決するための切り札」であることを本の内容を絡めてお伝えしてきました。 そして本章では、AIとBIという略称が似ているだけで実態が全く異なる2つが交わった時、人間が過去に類を見ないステージに足を踏み入れる可能性を秘めていることをお伝えできたらなと思います。
第1章ではお伝えしませんでしたが、本書において、AIが発展することの大きなリスクについて、取り上げられている箇所があります。 そのAIが発展することにより起きるリスクとは、「AIが人間の仕事の全てを担い、人間が何もさせて貰えなくなる」ことがあげられます。 その結果、AIを保有している、資本家だけが全ての富を独占することになるとのことです。 意外でしたか? ターミネーターのように機械が人間を支配する暗黒の未来を予測した方は、僕と思考回路が近いと言えます(笑)
このAIが生み出した富が独占されることなく、再分配する仕組みこそ、第2章で取り上げていたベーシックインカムにあたります。
AIとベーシックインカムが上手く絡み合うことで、人間は新たなステージに向かえるようになり、働いても働かなくても良い状態で、自分で何をするかを選択できる状態になるわけなんですね。 その時、自分にとって本当に価値があると感じることに力を注げる未来がくるって良くないですか?
この選択できることが当たり前になり、選択の幅を広げることが仕事なんだと、僕は解釈をしています。 仕事に対する捉え方や取り組む姿勢も、今と未来では大きく変わる予感がします。
働く必要が無い≠働くべきでは無い
本書に分かりやすく、仕事の種類について書かれていたので、抜粋してお伝えしようかと思います。
労働(Labor)
生きるためにする仕事であり、非自発的かつ、受動的な取り組みになりやすい。
仕事(Work)
自身の特性を活かしたり、自己成長に繋げることを動機にして、自らの選択で取り組む。 金銭的報酬以外の要素も入ってくる。
活動(Action)
対価を目的とした仕事では無く、自己実現や社会貢献を目的として取り組む。
こんな感じで仕事とは3タイプに分かれるのですが、ベーシックインカムが導入された場合、人は活動(Action)をメインとした仕事に就く人が、爆増していくと予想されます。
最後に
僕は学生時代、社会人になって仕事をすることが非常に楽しみでした。 そして社会人になり、日々仕事に励み、必要な知識や技術を蓄えながら仕事を覚えていたのですが、学ぶことは多いとは感じつつも、何というか想像の枠を超えるような仕事の仕方ができず、悶々と過ごしていたことを今でもよく覚えています。 当時は未来に期待なんて特にしていなく、何も考えずに日々、労働(Labor)してたわけですよ。
そんな僕が仕事の枠を広げ、未来に対する期待に胸を膨らませられるようになった原因の1つに、「読書」があることは間違いありません。 当時はマジで何も読まなかったからな〜。 「読書は人を豊かにする」という言葉がありますが、これは真理ですね。
仕事も人生も世の中の変化も楽しめるようになったのも読書と人との出会いがあったからこそですね。
これからも良書を読み続けます。
まぁ、こんな感じで、珍しく真面目モードになってみました(笑)
THE BLUE HEARTS 「情熱の薔薇」
本ブログの冒頭でお伝えした、僕の好きなフレーズは、49秒〜1分9秒のとこです♪
見てきた物や聞いた事、今まで覚えた全部、でたらめだったら面白い、そんな気持ち分かるでしょう