吉藤オリィこと吉藤健太朗の生き方がおもしろい!

こんばんは。 おもしろい生き方をしている人が大好きな稲葉です。

いきなりですが、吉藤オリィさんという方をご存知でしょうか?

吉藤オリィ

オリィさんは、本名を吉藤健太朗といいます。
株式会社オリィ研究所代表取締役所長を務め、ロボットコミュニケーター1という仕事をしている方です。

orylab.com

出身は奈良県で、大学進学を機に上京。
そして僕と同い年の1987年生まれ(2018年12月の時点で31歳)なんです!

オリィさんは小学5年生から中学2年生にかけて3年半、体調不良やいじめが原因で、不登校だった過去を持っています。
学校に行っていない間、趣味の折り紙に没頭していたそうです。 その折り紙も机の上で綺麗に折るんじゃなくて、空中で折ることにこだわりがあるようです。

※オリィさんの名前の由来は、折り紙からきています。2

中学の不登校時代、母親におすすめされたロボットコンテストに出場し優勝。 中学卒業後、『奈良のエジソン』と呼ばれている久保田賢司先生に弟子入りするために奈良県立王寺工業高校に入学し、師匠の教えを実践することで才能を開花させ、国内最大の科学コンテストに出場し、文部科学大臣賞を受賞大会で賞を受賞します。 その後、世界最大の科学技術フェア『JSEC』にてグランドアワードサードという賞を受賞しました。 この大会をキッカケに、ご自身のミッションが『人間の孤独を解消する』であることを決断しました。

そんなオリィさんですが、OriHime(オリヒメ)3という分身ロボットを発明し、今、世界中から注目をされています。

そもそも何故、今回、この吉藤オリィさんについて調べてみたのかと言いますと、先日、『アベマTV』と『Weekly Ochiai』に乙武洋匡さんがご出演されていたんですよ。 その際に、カフェで働いているロボットを乙武さんが取材をするというコーナーがありまして。
もうね、ロボット好きの僕からしてみたら溜まったもんじゃなかったです。 「なんじゃこりゃ!?」でしたね。 リアル版のカプセルコーポレーションでした 笑

分身ロボット OriHime(オリヒメ)

OriHimeとは、離れた人とでもコミュニケーションを取ることができる、分身ロボットのことです。
主に、介護や医療の分野で使われることが多く、世界中にユーザーがいるようですね。

額に設置されているカメラによって離れた所にいても映像として視界を共有することができ、パソコンやiPadで遠隔操作ができる仕組みになっています。

オリィ研究所が掲げるOriHimeのコンセプトがあるのですが、これがまた凄く感動するんですよ。

「ロボットと人ではなく、人と人をつなぐロボット」

OriHimeは人工知能ではありません。 どんなに離れていても入院していても、 家族や友人との日常の時間を提供します。

3つのポイント

1、簡単操作
OriHimeを電源とパソコンに繋げるだけで操作可能。難しい設定はいりません。

2、本人に見えてくるデザイン
喜怒哀楽様々に見える能面を参考にデザイン。利用者の表情を想像でき、徐々にOriHimeが本人に見えてきます。

3、多彩な感情表現
登録されたモーションと自由に動かせる腕があなたの感情表現を豊かにします。

OriHime自体に性別は無く、ユーザーによって、男性にも女性にもなるとのことです。

まるで、『銀河パトロール ジャコ』のようなフォルムをしていますね。

このOriHimeですが、遠くにいても繋がっているという意味合いから、オリヒメと名付けられたとのことです。

OとHが大文字なので、僕はてっきり、オリィさんの『オリ』と、共同創業者の結城明姫さんの『姫』という字を取ってオリヒメなのかと思っていました 笑

ちなみに、乙武さんもOriHimeを愛用されているのですが、OtoHime(乙姫)と呼んでいるそうです 笑

実は2年ほど前から存在だけは知ってた

実は僕、吉藤オリィさんのことを名前と顔は2年ほど前から知ってたんですよ。

約2年前のある日、僕は、たまたま男性と女性の人数比が同じ飲み会に参加したんですね。
始まって間もなく、自己紹介の流れになったと思うのですが、初対面の男性とこんなやり取りをしたのです。

男性「稲葉くんって、吉藤オリィに似てるよね」
稲葉「え?誰に似てるって言いました?」
男性「吉藤オリィだよ」
稲葉「吉藤オリィ?え?誰w?」

当時の僕は吉藤オリィという男の存在を知らなかったのです。 確かあの時、8人か10人の参加者がいましたが、他全員知りませんでした。

それがまさか2年の時を経て、ここまで夢中になることになるとは、、、。
世の中面白いですね。

ってか、今さらですが、ホントに似てますかね?

何人かに聞いてみたら、「目元が似てなくもない気がする」という、曖昧な返答しか貰えませんでした。

まぁ、当時の僕、今よりももう少し髪が長かったので、そのせいもあったのかもしれませんが、、、。

芸達者な一面もある

オリィさんの本を読んだり、YouTubeの動画を観ていると、研究や実験ばかりしているイメージがありますが、凄く芸達者な一面もあるんですよ。

まず、オリィさんの十八番『創作折り紙

もはや芸術レベルです。

続いてパントマイム。

講演中に披露することが多いそうです。

さらに、ファイヤーダンス。

学生時代のキャンプファイヤーのアルバイトで身に付けたスキルを、プライベートでバーベキューなどで披露しているそうです。

そしてオリィさんが普段から身に纏っている『黒い白衣』のデザイン。

もちろんオーダーメイドです。

さらにさらに、料理まで得意というチートっぷりです!

アトリエに友人や客人を招いて、ホームパーティを定期的に行っているとのことです。

ガチですげぇな、、、。

ちなみにオリィさんは書籍の出版をされているんですよ。

先ほど読み終えた『「孤独」は消せる。』というタイトルの本です。 サンマーク出版から、1年半ほど前に出版されています。

「孤独」は消せる。

「孤独」は消せる。

これ、すごく面白かったですよ。
今回のブログの内容の約6割は、この本から得た情報を元に書いてます!

さらに、来月、2019年1月22日には、きずな出版から『サイボーグ時代』という本を出版される予定です。

サイボーグ時代 ~リアルとネットが融合する世界でやりたいことを実現する人生の戦略~

サイボーグ時代 ~リアルとネットが融合する世界でやりたいことを実現する人生の戦略~

メチャクチャ面白そうですね。
きずな出版の天才編集者 小寺裕樹編集長が担当編集として執筆された作品とのこと。

そして、帯の推薦文は落合陽一さんが書かれています!

語りながら手を動かし、走りながら問題を見つける時代のライフスタイルを象徴する一冊。
自らをアップデートせよ

落合陽一

『サイボーグ時代』の発売もオリィさんの今後の活躍も楽しみすぎますね!

オリィさんのことをさらに深く知りたい方は、こちらのYouTubeの映像もおすすめです。

youtu.be

涙無くしては観られません!

以上となります。 今回も最後まで御覧くださりまして、誠にありがとうございました。

稲葉 景

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  1. ロボットコミュニケーター:オリィさんがつくった職業。人と人とのコミュニケーションを支援することを目的に、ツールとしてのロボットの構想、デザイン、設計、開発、提供までを行うのが仕事。

  2. オリィの由来:オリィさんは早稲田大学時代、社交性を身に付けたくて社交ダンス部に所属していました。社交ダンス部では部員同士があだ名で呼び合う文化があったとのこと。同期入学した野球が得意だった斎藤佑樹さんが『ハンカチ王子』と呼ばれていたことから、折り紙が上手という理由で『折り紙王子』と呼ばれるようになった。ただ、その呼ばれ方がすごく嫌だったことから『折り紙くん』になり、最終的に『オリィ』と呼ばれるようになった。

  3. OriHime(オリヒメ):オリィ研究所の経営理念『距離や身体的問題克服し、会いたい人に会え、行きたい所に行ける未来を実現すること』を達成する上で、人と人とを繋げる、心を乗せる車椅子とでも呼べるロボットのこと。