【書評】メモの魔力 / 前田裕二

こんばんは。 暴走した魔力を抑えきれない稲葉です。

12月24日(月)は平成最後のクリスマスイヴでしたね。 とある本のおかげで、最後を飾るのに相応しいクリスマスになりました。

この歳でクリスマスプレゼントなんてものを、誰かから与えられるかもしれないなんて淡い期待、初めからしてないわけですよ。 なので、いつも頑張っている自分にご褒美というカタチで、クリスマスイヴの日にこちらの本を購入しました。

メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)

メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)

前田裕二1さんの新著『メモの魔力』です!

どうですか!?この表紙のカバーデザイン!!!

まるで、ハリー・ポッターの映画にでも小道具として登場するのではないかと思ってしまう、異様な雰囲気をかもしだしています。

そして、このカバーを外すとどんな姿を見せてくれるのかというと、、、。

ドッジャァ〜ンンッ!!!

このような、雰囲気あるデザインになるのです!!!

この、魔力を秘めている感!ヤバくないですか!?
電子書籍では感じられない、紙の本だからこそ味わえる感覚。手に取った方は共感の鐘がガッシャンガッシャン鳴っているかと思います。
※僕は紙の本の方が好きですが、電子書籍をディスってるわけではありません!

『メモの魔力』は初版が7万部で、既に3度目の重版がかかり、発売から3日で17万部も発行されています。 そんな絶好調なスタートダッシュを切っている『メモの魔力』ですが、前田さんは100万部を本気で狙っているんですね。 ということで、箕輪編集室の動画部隊の方と共に都内の書店を挨拶回りして、営業活動をされています。

youtu.be

結果をつくるためには特別な裏技なんか無く、地道に王道を貫き通すことが大切だということが感じられますね。

ちなみに僕は、前田さんが初日の3店舗目に挨拶回りされた、八重洲ブックセンターにて本書を購入しました!
前田さんの熱いメッセージが心に響きますね。 魔力を感じます 笑

この本に書いてあることを実践することで、『本当のメモの世界』へ行ける魔力が手に入るとのこと。 やっぱり今年の12月24日は、どんなプレゼントにも代え難い最高のクリスマスイヴだったようです。
当然手に入れただけで満足できるはずもなく、すぐに読み始めました!

で、先ほど読み終えたんですけど、 メチャクチャ面白かったですね!!

なので早速、箕輪さんがヨダレをダラダラにしながら夢中になったメモの魔力の書評をさせていただきます。

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書評

僕がこの『メモの魔力』を読んで感じたことは、「この本は既存のメモの概念を覆す力を持っている」ということです。

前田さんは本書を、ただのHow to本として終わらせて欲しくないという強い想いを持っています。 このようなメッセージもされていました。

メモの本質は「ノウハウ」ではなく「姿勢」である

『メモの魔力』を読み、徹底的に自分自身と向き合い、メモという行動を通して本気で、読者に人生を変えて欲しいという想いが言葉のひとつひとつから伝わってきます。 それこそまさに、言霊のように。

いや〜、それにしても、本書を読み終えて改めて感じたことがあります。

それは、「前田裕二の魔力、マジで半端ねぇ!!!」ってことです!

魔力を計測するスカウターがあったら、間違いなく、こうなってますよ。

さすが、業界一のメモ魔と呼ばれるだけあります。

本書の最後に、前田さんのメモに対する、ある意味異常ともいえる想いの根幹のエピソードが書かれていました。
少し意外な一面であったというのが素直な感想ですが、すごく人間らしくて普段の前田さんとのギャップに強い魅力を感じました。 どんなに大きな成果をつくられている方だったとしても、光と影は持っているものです。

こうして著者の体験や感情を自分のものとすり合わせられることが読書の醍醐味だと感じました。

いや〜、それにしてもこの本を読んでいる最中、いろんなことをメモしたくなりました。 僕もわりかし、メモをたくさんする方だとは思っていましたが、前田さんの足元にも及びませんね。

そもそも、メモを取る意図をハードディスクにしか思ってなかったので。 本書のテーマである、『知的生産』と『抽象化』の2つを意識してメモリまくります。

これで僕も、晴れてメモ魔の仲間入りですね。

ってか、勉強なることと面白いことが多すぎて、ドッグイヤーだらけになっちゃった 笑

真ん中あたりに、ドッグイヤーを40ページくらい連続でして、5mmくらいのくぼみができました 笑
良書の証しですね。

実践すること

抽象化を取り入れた、知的生産のためのメモを習慣付ける。

来春、NewsPicksから発売される、縦線の入ったノートを購入して使う。

気になることや思ったこととその理由を、言語化してTwitterに呟く癖を付ける。

インプット0の環境を意図してつくる。

こんな人におすすめです!

さてさて、この『メモの魔力』ですが、こんな方が読むと凄く良い感じなのではないかと思います。

  • インプットとアウトプットの質を高めたいと思っている人。
  • 普段からメモは取るけど、ただメモるだけで終わっている人。
  • 普段から何かしらの努力はしているけど、努力の先に待ってる未来にワクワクできない人。

もちろん、どんな人が読んでも楽しめる内容ですけどね。

以上となります。 今回も最後まで御覧くださりまして、誠にありがとうございました。

稲葉 景

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  1. 前田裕二:SHOWROOMショールーム)株式会社の創業者にして代表取締役社長。注目の若手実業家として、20代・30代の若者を中心に絶大な人気を誇る。著書に、発行部数8万部を超える(2018年12月時点で)ベストセラー『人生の勝算(幻冬舎)』がある。また、『人生の勝算』と『メモの魔力』の担当編集者である箕輪厚介とは、プライベートの付き合いも深く、一緒に舞台を観に行ったこともある。舞台を観ている間、終始メモを取っていた前田の姿を見た箕輪は、「前田さん、本当に変態ですね」と感想を述べた。このことも含め、どの業界かは定かではないが、『業界一のメモ魔』の異名を持つ。

【真冬に水浴び】東京で初めての一人暮らし

こんばんは。 冷え性の稲葉です。

今日、友人と飲んでたんですけど、久々に思い出したことがあります。

僕、東京で初めて一人暮らしした時、ガスの契約をしていなかったせいで、真冬の3月に3日間、水シャワーを浴びていたんですよ。

初体験に失敗は付きもの

え?もしかして、初めての一人暮らしだったの?

そう思われても仕方がないかもしれませんが、そういうわけではありません。 僕、高校2年生の頃からずっと一人暮らしだったので。

ただ、一人暮らし経験は長かったんですけど、引っ越しの手続きや契約を全て含めて自分1人でやったのは、その時が初めてだったんですよ。

高校生の時と大学進学の時は、親に全部やって貰ったし、大学から川崎に就職した時は会社の寮だったので会社が全部やってくれました。

で、社会人3年目の3月末を持って転職をすることが決まっていた僕は、寮を出て行く必要があったんですね。つまり、ここにきて初めて家選びから各種インフラの契約を僕がやることに。

想像以上に簡単なことばかりで、何もかもサクサク進んでいたかのように思っていたら、引っ越して1日目の夜、シャワーを浴びた時に異変に気付いちゃったわけです。

あれ?お湯が出ねぇ

真冬に水シャワーを3日間浴びる羽目になった話

真冬ですよ。 マジで死ぬかと思いました。

理由は忘れましたが、ガスが通るのに3日かかるって言われてしまって、、、。
その時、近くに友達も住んでいなかったので、地獄の3日間を味わうことになってしまいました。

ただ、この経験を通して引っ越しの際にガスの契約を怠ることは無くなりました!

やっぱり人間は、失敗を乗り越えて成長していくものですね。

まぁ、5年後の冬に、約2か月、水シャワーを浴びることになるんですけどね。

以上となります。 今回も最後まで御覧くださりまして、誠にありがとうございました。

稲葉 景

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『我見』と『離見』

こんばんは。 前田裕二さんの新著『メモの魔力』に、ドハマり中の稲葉です。

メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)

メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)

この『メモの魔力』のテーマのひとつに、『抽象化1という表現があるんですよ。

その抽象化をする速度を加速させる方法が『メモの魔力』に載ってまして。
その方法が良い感じに僕の脳みそを刺激してくれるわけなんですよね。

ということで、今回は抽象化を加速させる2つの方法『我見』と『離見』についてお伝えさせていただきます。

我見(がけん)と離見(りけん)

抽象化能力を底上げするために身に付けるべきことに、『自分を一歩引いて客観視するクセ』があります。

室町時代に能2を大成させた世阿弥能楽論書『花鏡』で述べた『我見3と『離見4というものがあるんですね。
良い芸と悪い芸を見極めるものは、『目』なんだそうです。

悪い演者は『我見』だけを使い、良い演者は『我見』と『離見』の両方を上手く使うとのこと。

その、『我見』と『離見』を一致させることが良い演者になっていくことに繋がり、そして同時に抽象化能力を向上させることになるのです。

写真を撮って『離見の目』を鍛える

なるほどなるほど。 要は、『離見』を鍛えて、自分自身の行動を管理下に置き、『我見』と『離見』を一致させられるようになれば良いということですね。

うん。

『離見』ってどうやって鍛えれば良いの?って話じゃないですか?

いや~、さすが前田さんですよ。
ちゃんと本に『離見』の鍛え方が書かれていました。

これからお伝えする方法は、室町時代には絶対に使えなかった、現代ならではの方法です。 平成に生まれて良かったですね。 僕が生まれたのは昭和だけど。

どのように『離見』を鍛えるのか?

それは、『毎日、決まった枚数の写真を撮って、後で振り返る』です。

仮に1日に100枚の写真を撮ると決めたとします。 自分が教務を引いたもの、心が動いたもの、感動したものなど、毎日パシャパシャ撮るんです。

そしてそれを見返し、毎日繰り返しをしていると、自分の傾向が見えてくるのです。

そのことに自分が感じたことを、『言語化』すること。

「黄色い物ばかり撮ってるな」、「自分の顔よりも小さな丸い物をたくさん撮ってる」、「水が写っている写真が多い」みたいな感じですね。

これは、写真を通じて自分の感性を自己分析してるということなんですよ。

これを繰り返すと結果的に抽象化が上手くなってくるとのことです。

以上となります。 今回も最後まで御覧くださりまして、誠にありがとうございました。

稲葉 景

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  1. 抽象化:応用可能な表現に変えること。

  2. 能:日本の伝統芸能である能楽の一分野のこと。

  3. 我見:自分自身が周りを見る目のこと。

  4. 離見:自らを離れた所から客観視する目のこと。