歩りえこさんの著者「ブラを捨て旅に出よう〜貧乏乙女の世界一周旅行記〜」の書評ブログ
こんにちは。 読書による価値観の広がりに、感銘を受けまくりな稲葉です。
自分が好きだったり興味があるジャンル以外の本を読むって良いですね。 僕は普段、ビジネス書、自己啓発書、自伝書、ハウツー本、小説といった活字本を好んで読む傾向にあるんですね。
そんなもんで、以前、珍しく健康に関する本を読み、物凄く感動したことを今でもよく覚えています。 そして今回もその時と同様の感動を味わっている最中なわけなんですよ(笑)
今回読んだのは、この一冊!!!
ブラを捨て旅に出よう 貧乏乙女の“世界一周”旅行記 (講談社文庫)
- 作者: 歩りえこ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/07/13
- メディア: 文庫
- クリック: 36回
- この商品を含むブログ (6件) を見る
ドッジャぁ〜〜ンッ!!!!!
歩りえこさんが6年前に上梓した、「ブラを捨て旅に出よう〜貧乏乙女の世界一周旅行記〜」です。
歩りえこさんとは?
世界5大陸94ヶ国を旅し、旅作家、レポーター、女優、ラジオパーソナリティ、旅行評論家、写真家、グラビアアイドル、そして現役女子大生として大活躍されている、ハイパーマルチタレントさんにして、なんと二児のシングルマザーでもあります。 す、す、す、凄すぎる、、、。 主に旅作家としてメディアに露出するケースが多く、現在、吉本坂46という秋元康さんと吉本興業がタッグを組んで世に売り出そうとしているアイドルユニットの最終選考にも残られていて、今後、ますます大きな活躍が期待されている女性です。
しかもFカップです。
「ブラを捨て旅に出よう」の書評
もうね、自分の知っていることなんて世の中の1%にも満たないんだなということを改めて思い知らされました。 面白いんですよ。メチャクチャ面白い上、凄く勉強になったんですよ。 もちろんそれは事実なのですが、そんなしょうもない言葉で表現することがおこがましくて恥ずかしくなるくらい、深い学びがありました。 ひとり旅の概念さえ覆してしまう一冊になるのではないでしょうか?
歩りえこさん、本当に凄くてですね。 だって、ワニが生息している川だって分かってて、その川を歩いて渡ろうとか思わなくないですか? 僕100%無理ですよ。 だって食われんじゃん!!
他にもとある部族の結婚式に参加した時に、特有の文化だからという理由で鞭で血が出るほど叩かれて笑えてきたとかあり得なくないですか? 僕100%無理ですよ。 だって痛いじゃん!!
サバンナでライオン見て感動したけど2日で飽きたとか、エジプトで車に轢かれたら避けなかった歩行者が悪いとか、とにかく凄すぎるんですよ。 アラブでタクシー乗ったら運転手の好きな行き先じゃないと、勝手に目的地を変えられるそうですからね(笑)
他にも食事やトイレのとこを読んでて、日本がどれだけ恵まれてるかが手に取るように分かりました。
ただ、それでも、長期の辛さの中にある短期的な素晴らしさがあるから、海外旅行はやめられないとのことです。
本当に幅広い経験を多岐にわたってされてますね。
ブラを捨て旅に出よう
本書のタイトルである「ブラを捨て旅に出よう」という表現の真の意味にも深い感銘を受けました。 単純に、歩りえこさんがブラを外して海外旅行をしているという物理的な意味もあるのですが、それ以上に、「固定観念や自分の中の当たり前に囚われないで生きていこう」ということを「ブラを捨て旅に出よう」という価値観の言い回し的な意味も孕んでいたんですね。
※歩りえこさんが海外旅行中、ブラを外すようになった理由は本書を読めば直ぐに分かります(笑)
先月末に参加した、第6回きずな出版主催定期講演会で、歩りえこさんのお話を直接お聞きする機会があったのですが、凄く経験値が高く、温かみがあり、優しい方だと感じました。
1人で94ヶ国も回っているだけあって、会話の幅も広く、チャレンジ精神旺盛なので、是非またお話を伺いたいですね。
ちなみに、きずな講演会の会場で本書を購入し、そのままサインまで頂いちゃいました。
ステージ上でお話しされている歩りえこさんも、目の前でサインをしてくださっている歩りえこさんもとてつもなく美人で見てるだけで幸せな気分になります。 そして、本を読んでも幸せな気分を味わえますので、是非、「ブラを捨て旅に出よう〜貧乏乙女の世界一周旅行記〜」を読んで感想を語り合えたらと思います。