小澤 良介さんの「100%「好き!」を仕事にする人生」の書評ブログ

こんばんは。 稲葉です。

小澤良介先生の「100%「好き!」を仕事にする人生」を読みました。 この本が小澤先生のデビュー作だったんですね。 読んだ方は凄く共感して貰えると思うのですが、クオリティが高過ぎて全くデビュー作に見えません!!

100%、「好き! 」を仕事にする人生

100%、「好き! 」を仕事にする人生

凄く面白い上、学びも多く、そして何より読みやすいです。 そして読んでる最中、ずっとワクワクしていました。

それでは早速、「100%「好き!」を仕事にする人生」が、どんな本なのかをお伝えします。

「100%「好き!」を仕事にする人生」

この本はタイトルの通り、著者である小澤先生が、仕事をする上で最も大切なことは好きなことを仕事にすることであるという価値観の元、執筆された本です。

「仕事が楽しい」という状況は、特別な才能がある人間の特権ではなく、誰にでも実現可能なことであることを、本書を読むことで実感できます。 好きなことを継続していると人生は驚くような奇跡が何度も起き、仕事の枠が良い意味で破壊され、視野、価値観、仕事の内容、人脈がボコボコ広がっていくことが伝わってきます。

「好きなこと」を仕事にする前にすること

「好きなこと」を仕事にする前に、多少面倒であっても、以下の3つのステップを踏むことが必須となります。

ステップ1:自分の幸せを定義する

まず初めに、自分が幸せを感じるのはどんな瞬間なのか、自分と向き合ってシンプルに定義することがスタートです。 ソフトバンクの創業者である孫正義さんは、「最初に登る山を決めなさい」とおっしゃいますが、成功者は同じ価値観を持っているようですね。 他にも、何をするかよりもどうなりたいかの方が大事だと、よく耳にします。

ステップ2:納得がいくまで「好きなこと」を探す

自分が好きなことを100個は候補をあげた方が良いとのことです。 小澤先生が言うには、ここは特に時間をかけるポイントのようです。 それもより具体的にあげることで、自分の中で鮮明にイメージすることができます。

ステップ3:「お金」より「好きなこと」を優先する

条件重視で仕事を選んだら、後々後悔することになるそうです。 短期的に見た時、収入や生活レベルが下がることがあっても気にしないことがポイントみたいですね。 ついつい、お金を優先しそうになってしまった場合、ステップ1に立ち戻って、自分にとっての「究極の幸せ」がなんだったのかを振り返って、お金には左右されないことを確認することご大切とのことです。 何事も、迷ったら原点回帰が基本ということですね。

好きなことを仕事にしたのに楽しくない

たまに「好きなことを仕事にしたのに楽しくない」と言う人がいますが、その原因は以下の3パターンのどれかだと思われます。

1、「何が好きなのか充分に考えていなかった」という準備不足のケース。
2、「すでに夢が叶っている」という次のステージにいく段階のケース。
3、「好きなこと」を間違えたケース。

これが1番問題であり、何故こんなことが起こったのかというと、「好きなこと」を探している時、名詞で仕事を決めてしまったことが原因とのことです。

「好きなこと」を始めるのにお金なんか関係無い

お金が無いからできないと言い訳をする人は、お金が無いんじゃなくて、今の生活レベルを落としてまで「好きなこと」を仕事にしたいと思ってないだけ。 小澤先生も起業したてのころは全然お金が無かったし、遊びにお金を使えない時期もあったそうです。

リグナはマーケティングにお金をかけない

その原因は好きなことを仕事にしてるから 自然とマーケティングができてしまう 最近よく聞く、アンバサダーマーケティングのような手法なのでしょうか?

アンバサダーマーケティング

対象となる企業や商材が好きで、自分の周りにいる人たちに自分の利益とは無関係に口コミをガンガンするファンのような顧客のことをアンバサダーといいます。 そのアンバサダーをたくさん獲得しようとする手法のことをアンバサダーマーケティングといいます。 僕は先週、「ジュラシック・ワールド 炎の王国」という映画を観て、あまりにも面白かったので、ブログを書きましたし、友達にもお薦めしまくってます。 そんな感じをイメージして貰えたらと思います。

要は、スタッフ全員が家具が好きだから、公私混同でいつでも家具の勉強をしたり情報を得たりするから、特別なことなんて何もしなくて済むということですね。

好きなことをしてると苦労が苦労でなくなる

好きなことをやっていても人間なので身体は確かに疲れる時だってあります。 ただ、体は披露していても、翌日が楽しみで仕方ないのが好きなことを仕事にしている人の特徴です。 好きなことを仕事にしていると、大抵のことに対してポジティブになり、ポジティブになると人生が楽しくなります。

いつでもワクワクしている

「好きなこと」を仕事にして、最初は楽しんでいたのに途中から飽きちゃう人がいるのも現実です。 その原因は、本当に同じことを繰り返しているだけとのことです。 どんなに大好物でも、毎日食べ続けたら飽きるのと一緒で、仕事も毎日同じルーティンの繰り返しだけどだと、そりゃ飽きますよ。 仕事を変えるのではなく、フェーズを変えると良いとのことです。

仕事をする上で大事なこと

最も大切なことは1つのことを継続すること。 好きなことを仕事にしたのなら、少しくらい上手くいかなくても、投げ出してはいけない。思考錯誤しながら、その道のプロになるための努力をし続けることが大事なようです。 やっぱりどの分野であれ、成果を創ってる人は言うことが同じですね。

良い師匠の見つけ方

自分が好きなことを仕事にしたい時、生き方を尊敬できる師匠がいると凄く心強いそうです。 そんな師匠を見つける時に意識した方が良いことは、仕事の話をしている時、楽しそうに話している人であること。 飲み会やパーティで仕事の話をした時に、「飲みの席で仕事の話なんてするなよ」という人は師匠にしない方が良い。 仕事を本気で楽しんでいる人は、良い意味で仕事とプライベートに段差が無いので、そういう人で、この人の生き方ってカッコ良いなぁ〜って思える人を師匠にすると良いみたいですね。

まとめ

この本を読み終えてまず最初に感じたことは、小澤先生はちゃんとしている人だということですね。 何だ?その感想は?と思われるかもしれませんが、本当にそう感じたんですよ。

好きなことに情熱を注ぐ、仕事でもプライベートも約束を必ず守る、ポジティブな言葉を使う、などなど、誰にでもできる、人として大切なことを1つ1つ実践されてる方が小澤先生なんですね。

相当な努力と経験が本書を通して伺えます。 僕も小澤先生のように仕事に情熱を注いで、仕事の幅を広げていきます。