ホモ・デウスの翻訳者と識者の対談イベントに参加してきました!

こんばんは。 未知の領域にドップリ浸かることが好きな稲葉です。

今日は仕事終わりに、八重洲ブックセンターにて開催されたトークイベント「ホモ・デウスとは何か〜翻訳者と識者の対話〜 柴田裕之 × 佐々木俊尚」に参加をしてきました。

www.yaesu-book.co.jp

僕、本書「ホモ・デウス」ですが、発売日に購入しておきながらまだ全然読み終えてないんですね(笑)

ホモ・デウス 上: テクノロジーとサピエンスの未来

ホモ・デウス 上: テクノロジーとサピエンスの未来

ホモ・デウス 下: テクノロジーとサピエンスの未来

ホモ・デウス 下: テクノロジーとサピエンスの未来

ですが、前作「サピエンス全史」と、著者であるユヴァル=ノア=ハラリが大好き過ぎるため、本講演会を非常に楽しみにしていたのです。

で、実際に参加してみて感じたことは、、、

感無量です。

僕、世界で1番会ってみたい方が、著者であるユヴァル=ノア=ハラリなんですよ。 ハラリの言葉を直接僕の耳に入れたくて入れたくてたまりません!

どんな勉強や考え方をすると、あんな本を書けるのか!?その元が知りたくて知りたくて仕方が無いです!! この溢れんばかりの知識欲が暴発して止めようが無い(笑)

と、まぁ、僕のこの意味不明な感情はひとまず置いておいて、まず先に対談された柴田さんと佐々木さんについてお伝えさせていただきます。

柴田 裕之(しばた やすし)

柴田さんはハラリの「サピエンス全史」と「ホモ・デウス」を日本語訳された翻訳家です。 見た目もハラリに非常によく似ていらっしゃいます。 ハラリと直接密に連絡を取り合って、サピエンス全史とホモ・デウスを日本語訳されたとおっしゃっていました。 少しだけお話しさせていただきましたが、優しさが人格に現れていますね。

佐々木 俊尚(ささき としなお)

佐々木さんはITと社会の相互作用と変容、ネットとリアルの衝突と融合をテーマに執筆や講演活動をされている、フリージャーナリストです。 ホモ・デウスの下巻の帯に紹介文も書かれています。 僕、佐々木さんの存在を今日初めて知ったのですが、この方メチャクチャ面白いです。 知識が豊富ですし、幅も広い。 流石はフリーでジャーナリストをされているだけありますね。 もっと佐々木さんのお話を聞きたかったです。

イベントの感想

まず、八重洲ブックセンターの講演会恒例行事ですが、今回も当たり前のように僕が入場1番乗りでした(笑)

開場時間ピッタリに来るのって僕にとっては当たり前のことなので。 そのおかげで最前列のど真ん中に座れました!

さてさて、本講演会の内容ですが、衝撃的事実の連続で、ますますホモ・デウスを読み終えるのが楽しみになりました。 まだ、上巻の1/5くらいまでしか読んでないので、続きが読みたくて読みたくて仕方ないですね。 全部読み切って話を聞きたかったな~

僕は今回のトークイベントに参加をしてハラリの凄さを、より深く知ることができました。 今世界中を見ても、歴史・政治・技術といった分野の全てにおいて深く話せるほどの知識を持っている人間はほとんどいないそうです。 ですが、本書の著者であるハラリは、これら全てに深い知識を持っています。

前著「サピエンス全史」と本書「ホモ・デウス」はどちらもページ数が多く上下巻あり、ストーリーの時代背景も被っている箇所が多いのにも関わらず、内容は全く被っていないそうです。 サピエンス全史は過去を中心に「人類の歴史について」、ホモ・デウスは未来に焦点を当てて、AIやロボティクス、IOTといった「人間の技術に対する向き合い方」について執筆されてるとのことです。

これは楽しみですね。 講演中もAIについてのお話が多く、今後人類はどう生きていくのか?という壮大なテーマで専門家の2人が興味深く勉強になるトークを繰り広げられていました。

今後、より人間は知らず知らずのうちにAIにどんどん支配されていくそうです。 実際にすでに支配されている人間もたくさんいるみたいですね。 自分で気付いてないだけで。

例えばアマゾンで何か本を買ったとします。 その後、「あの本を買ったあなたにはこの本もおすすめです」みたいなお知らせが来ることありませんか? このお知らせを見た人の1割近くの人は、そのままポチって買ってしまうそうです。 それって、一見すると自分で物事を選択しているようにも見えますが、実はAIによって選択を誘導されているんですよ。 このようなことが実は世の中すでにたくさんあるのです。

ただ、そのAIに支配された状態が悪いのかというとそうではなくて、より人間が自分にとって快楽を得られる状態になっていることが大半なんだそうです。

すでに人の判断よりもアルゴリズムによる判断の方が信頼と信用を積み重ねているとも言われています。

このようにITに支配される未来を生きるのか?それとも人類は死滅してしますのか?はたまた何か別の選択肢があるのか?

ホモ・デウスを読むことで、その答えを見つけられる自分に会えるとのこと。

ヤバい!!!! 早く続きが読みてぇ~!!!!!

サイン本

翻訳者の柴田さんにサインをしていただきました! いつか、ハラリ本人にもサインして貰いたいです。

そして最後に衝撃的告知がッ!!

なんと、先月ホモデウス日本語訳版が発売されたばかりですが、2018年9月に、ユヴァル=ノア=ハラリの新著であるホモデウスの続編「21 Lessons for the 21st Century」が発売されたとのことです!

21 Lessons for the 21st Century

21 Lessons for the 21st Century

当然、日本語版はまだまだ先のことだと思われます。 今のところ、ヘブライ語、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語の5ヶ国語だけ対応されているとのことです。

こちらも楽しみに待ちながら、ホモ・デウスをしっかり楽しませていただきます。

以上となります。 本日も最後まで御覧くださりまして、誠にありがとうございます。

稲葉 景

↓をクリックすると読者になれますのでお気軽に♪

TwitterInstagramも日々更新しております♪

Twitter

twitter.com

Instagram

www.instagram.com