楽しく生きる方法

こんにちは。 稲葉です。

昨日、友達と飲んでいた時に大きな気付きを得たので、シェアしようかと思います。

一緒に飲んだ友人は、外食と旅行が趣味なんですね。 なので、会うといつも美味しそうな料理やお店の内装、旅先の綺麗な街並みや風景を見せてくれます。 ご多忙に漏れず、昨日も沢山の写真を見せてくれました。 どれも僕にとっては刺激的なものばかりで、テンションが上がりまくりだったんですね。

ただ、僕にとっては非日常的なものではあるのですが、普段から美味しいものばかり食べていたり、年に10回近く国内外を旅行をしているる友人にとっては、非日常であるべきことが至極当たり前のことになってしまったようなんですね。 その結果、美味しいものを食べても、旅行をしても、中々満たされなくなってしまったとのこと。。。 更に普段の私生活においても、楽しみを見いだせなくなってしまったそうなんです。 本来、誰もが美味しいと思うものを食べても幸福を感じない。誰もがお腹が捩れるくらい楽しいことをしているはずなのに刺激が足りない。

そんな悩みを持っているとのことです。 人によってはこういう話を聞くと、「贅沢な悩みだな。」と思うのかもしれませんね。

友人からこの悩みを聞いて、とある話を思い出しました。

僕が尊敬している大好きな方の1人に、2ちゃんねるを作った西村 博之さんという方がいます。 ひろゆきさんにはダイキさんという友人がいて、その方が放った名言が僕の胸に鋭く突き刺さったことを思い出しました。

「舌を肥やすな、飯が不味くなるぞ。」

これ、真理だと思うんですよ。 もちろん人によりますが、お金持ちな方々やグルメな方って、普段から美味しいものばかり食べているので、超一流の料理を食べることでしか、食での幸福を感じられなくなっている傾向があります。 一方、僕はと言いますと、ポテチ、うまい棒、もしくは吉牛の牛丼を食べることでもで幸福を感じることができます。そんな僕から言わせていただくと、少々しおこがましいかもしれませんが、可愛そうとしか思えないんですね。

美味しい食べ物を食べた時に美味しいと感じる。綺麗なものを見た時に感動をする。この当たり前の感覚を失ってしまっていることって、ある種の欠陥だと思うんですよ。

僕を含め、一般的な人は、特別なものでなくても美味しいものを食べると、幸福感を感じるもんです。 このことは食に限らず、遊びや付き合う友人に関しても精通していると思います。

幸福感って、手軽に感じられる方が、楽しく生きていけると思うんですね。

先月末に開催された、第2回きずな講演会のゲストであるミリオンベストセラー作家、永松 茂久さんが「一流になる男、その他大勢で終わる男」というご自身の著書でこんな一説を書いていました。

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「一流になる男は最高も最低も知っている」

一流の男はどんな場においても違和感なく楽しめる。簡単に言うと幅が広い。一流フレンチのレストランでも屋台のラーメンでも同じように楽しめる。最低ラインを馬鹿にすることも最高ラインに臆することもない。どんな場にも楽しく対応する。

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とのことです。 幸福を感じる沸点を低く、レベルの高いことでも最大限楽しめる、幅の広い男になります。