複雑さを理解するには単一なものが必要

こんにちは。 稲葉です。

先日購入した落合陽一の「日本再興戦略」が面白過ぎます。

1度読み終えたのにも関わらず、現在2周目です。

あまりのも面白さに、最近は出勤中、落合陽一の動画ばかり観ています。 面白い動画が幾つかあったのですが、その中でも僕のお気に入りの動画で話題となったお話をシェアしようかと思います。

タイトルは「グミ界のユニクロ」です。 これ、僕が付けたんじゃんくて、落合さんご本人が仰っていました。

以前、「まさかのできごとが - 稲葉景の日々前進ブログ」でも書きましたが、落合さんは食へのこだわりが無いようで実は強い方なんですね。 味が単一の食事を普段からすることで、いざという時に複雑さを楽しめるようにしているとのこと。

落合さんは鮎というお魚が好きなんですけど、「鮎のどういうところが好きなんですか?」という質問に対しての答えが格言的回答だったんです。 鮎が好きな理由は「地球を食ってる気がする」です。 最早意味不明ですが、非常にロジカルシンキングな理由があるんですよ。 皮がパリッとしていて、内臓と頭は苦くて、身が小ぶりで背中がサクサクして美味いから。

おぉ~。ですよね。 僕だけかな?

そんな落合さんは普段、水とグミしか食べないみたいです。 そのグミの中でも突出してお気に入りなのが、「つぶグミ」なんですが、このつぶグミのことを落合さんは「グミ界のユニクロ」と呼んでいるんです。

その理由は何なのか? 説明します。

落合さんいわくつぶグミは、「最高のコストパフォーマンス」であると。 量が多く、種類も多く、価格も安い。 つぶグミさえあればグミはもう必要十分。 世の中のグミの構成要素をすべて含んでいる。 香料、色、弾力性をすべて含んでいるまさにユニクロとのことです。

この発想が凄いです。 複雑なものを認識するために複雑じゃないものが何なんなのかを認識する必要がある。

ちなみに複雑さの定義は多量の化学物質だそうです。