野村 克也 講演会「番狂わせの起こし方」

こんばんは。 稲葉です。

先週に引き続き、今日も仕事終わりに八重洲ブックセンターにて、発刊記念講演会に参加をしてきました。

今回のスピーカーは、本日発売の新著「番狂わせの起こし方」の著者であり、元プロ野球選手かつ監督である、野村克也さんでした。

www.yaesu-book.co.jp

僕、野村監督大好きなんですよ。 好き過ぎて野村監督の本を何冊も読んだくらいです。

すみません。 嘘です。 読んだのは「なぜか結果を出す人の理由」の1冊だけでした。

でも大好きなことは本当です。

話を本筋に戻しますね。 いや〜、今日の講演会も最高でした。

まず、始まる前から緊張感漂う空気感満載で、まるでこれから記者会見でも始まるのではないか!?と疑ってしまうような会場の雰囲気でした。

ただ、始まってしまえば、完全に野村監督の世界に入りましたね。 序盤から飛ばしまくりな自虐ネタ、鉄板の会話の間(ま)、そして上念さん並の毒舌により、非常に楽しみながら多くを学べる、価値ある時間を過ごせました。

冒頭におっしゃっていた、「人は時代と年齢には勝てない」という言葉の重みが会話の隅々からヒシヒシと伝わってくるのですが、経験からくる想いや迫力がそのことを感じさせない場面も多々ありました。

そして、伝え方がとにかくシンプル。 学生にでも伝わるような言葉遣いで、人生の真理とも言えることを、ビシバシ気持ち良いくらいに発してくれました。

監督の仕事は「見つける・育てる・活かす」の3つ。 楽をするためにいい選手を探すことしかしない監督は名監督になれない。 監督なら育てろ。 ここに野村さんらしさを強烈に感じましたね。

そして最後にお話されていた、「どんな分野であれ、頭を使わないと一流にはなれない」という言葉に大変、感銘を受けました。 考える力があればどの分野でも通用するということですね。 しっかり考え、クリエイティブな発想ができるようになります。

講演会終了後には直筆のサイン本までいただきました。 有難いですね。