小澤 良介さんの「LIFE STYLE DESIGN(ライフ スタイル デザイン)」の書評ブログ

おはようございます。 遊び大好きかつ好奇心旺盛な稲葉です。

この度、常にワクワクした人生を歩んでいる若手経営者である、小澤 良介先生の新著「LIFE STYLE DESIGN(ライフ スタイル デザイン)」を読みました。

LIFE STYLE DESIGN(ライフスタイルデザイン) ―「遊び」と「好奇心」で設計する これからの生存戦略

LIFE STYLE DESIGN(ライフスタイルデザイン) ―「遊び」と「好奇心」で設計する これからの生存戦略

凄く引き込まれる内容の連続で、一気に読んじゃいましたね。 面白くて読みやすい上、非常に勉強になりました。 変化が激しい今の時代にピッタリな内容で、今後の未来に対する考え方やセルフブランディングについて、そしてカッコ良くワクワク生きるためのヒントが、いたるところに散りばめられています。 これからの未来をより豊かなものにしていきたいと思っている方にとっての必読書とも呼ぶべき本でした。

小澤先生は、「遊びと好奇心こそが、最高の人生をデザインする戦略」であることを本書で伝えたかったようです。

おぉ〜!!!!! 僕、こういうの大好きです(笑) もうね、メッチャ伝わってきましたよ。

実際、仕事に真剣に取り組んでいる人は、遊びも交友関係も全部全力で取り組んでる人が多いよな〜って思いました。 ホリエモンこと堀江貴文さんや、お笑い芸人コンビのキングコング西野亮廣さんも、同じようなことをおっしゃっています。

まぁ、前置きはこのくらいにして、早速、僕が本書を読み感じたことをお伝えしようかと思います。

人生を豊かにするために

これまで人は、人生を豊かにするためにどんな手段を取ってきたのかと言いますと、大半の方は仕事だったんですね。 ですが、もうお気付きの通り、これからの時代、AIやロボット、IOT、最新のIT技術の発展により、人間の仕事は徐々に機械に置き換わっていくと言われています。 まぁ、実際にそうなっていくだろうなと僕も思っています。

これまでの常識が全く通じない激動の時代の中、小澤先生が大事にしていることは、「どうやったらもっと楽しくなるのか」、「面白いと思ったことは直ぐやってみよう」と思える発想を持つことなんだそうです。 この2点は、人生を前進させるための生存戦略であるとメッセージされています。

また、小澤先生は、インタビューや著書のいたるところで、「ワクワク」という言葉を多用しています。 ご自身が本当に人生を楽しんでいるんだろうなということが凄く伝わってきますし、社員にも読者にも人生をもっと楽しんで貰いたいと本気で思っている愛情が、本を通して強烈に伝わってくるんですね。 どうやったらもっと楽しくなるのかを考えられる人が、この先の未来を豊かにしていける。このことは、自分以外の人やAI、機械には代替することができません。

「ワクワクにマニュアルは存在しません」

カッコ良いですね。 この、何事にもワクワクしながら取り組むということを僕自身大事にして生きていきます。

セルフブランディング

今お伝えした、「どうやったらもっと楽しくなるのか」という話に通ずるものがあると思いますが、これからの時代は、「個」のブランディングがこれまでとは比べ物にならないくらい重要になってくるそうです。

ブランディング、、、。 響きがカッコ良いですね(笑)

空間やインテリアのデザインは、プロに任せることができるけど、自分の人生のデザインは自分にしかできない。 まぁ、そりゃそうだよね。と思いがちですが、これをできている人はほんの一握りな気がしないでもありません。

本書を読むことで、ブランディングをしていく価値や、ブランディングで失敗するパターン、自己価値を上げる方法などを、いろんな切り口から学ぶことができます。 今回は割愛しますが、非常に勉強になりましたので、是非読んで貰えたらと思います。

センスを磨け

僕らは今まで、仕事をコツコツとやっていくことは美徳であるという常識の元生きてきましたが、これからの時代、その常識も徐々に無くなっていくそうです。 仕事をすること自体は、AIやロボットに代替されていくので、、、。 ただ、コツコツやること自体は凄く良いことで、そのコツコツの対象が、「仕事に」ではなく、「人の心」に向いていることが大事なんだそうです。 何故なら、このことはAIやロボットにはできない、人間だけの特権だから。

なるほど! これは分かる気がするな〜。

そして、人の心に貢献する時に大事なことは、「センスを磨くこと」なんだそうです。

では、そのセンスはどのように磨いたら良いのか?

それが冒頭1発目でお伝えした、「遊び」と「好奇心」です!!!

ここにきて、「こんばんは。遊び大好きかつ好奇心旺盛な稲葉です。」という、意味不明な挨拶の伏線を回収しました(笑)

何故、遊びが大事なのか?

小澤先生が言うには、積極的に遊んでいる人は、ガラパゴス化していない人とたくさん会うからとのことです。

ガラパゴス化

知識や考え方が偏りがちな、特定の分野でしか通用しない人のこと。 日本の携帯電話は、高度で多機能だけど、日本独自の規格やサービスに特化し過ぎたため、世界市場では通用しない。的な意味合い。

このことは非常によく分かります。 僕も一時期、会社関係の人としかコミュニケーションを取っていなかったことがありましたが、世間とのズレを強く感じました。 逆に、いろんな業界の方や、趣味を持っている方とコミュニケーションを取ることで、視野も広がってきたなと体験を持ってお伝えできます。

勘違いしない

個性やセンスという話をすると、外見や言動でアピールしようとする人が意外と多いそうです。 気持ちはちょっと分かりますが(笑)

ただ、目立つことが目的ならそれで良いのかもしれませんが、可能性を広げるという観点だと、外見や言動でのアピールはNGなんだそうです。

これはちょっと意外でしたが、セルフブランディングをする上で、「最大公約数に好かれる人」になることが大事みたいです。 尖っていなく、バランスが良い人。

ファッションにおいても、自己満足ではなく、他者満足を大事にすると良いみたいですね。 好感を持たれる相手が多ければ多いほど良く、そのためにこだわるべきは、「スタンダード」と「シンプル」です。 服はなるべく、センスが良いと感じる人と一緒に買うと良いみたいです。

ちょっと面白かったのが、自信が無い人や、周りが見えていない人ほど、自己主張が強過ぎて、変な方向にいきがちなんだそうです。 確かに、僕の周りにいる人たちを思い浮かべると納得しちゃいました(笑)

趣味

趣味が無いという方も最近は多い気がしますが、そういう人にも本書を読んで貰いたいですね。 先ほどお伝えしたガラパゴス化の話に少し似てますが、何か趣味を見つけたい方は、ニッチなものよりも、マスに受け入れられるものの方が良いみたいです。 大多数の方がやってることだと、その趣味での人脈も作りやすいからなんだそうです。

まとめ

この「LIFE STYLE DESIGN(ライフ スタイル デザイン)」という本は、読んでいて凄く楽しくなりますし、未来が非常に楽しみになります。 そしてさらに良いのが、読んだ後に実際に行動に移しやすいことがたくさん書かれていることです。 行動に移せないことでも、知っているだけで価値あることが多岐に渡ってたくさん学べる良書です。

最終章では、小澤先生がお勧めするインテリアや日用品なども紹介されていて、どれも持っているだけでセルフイメージが格段にアップしそうなものばかりでした。

本のデザイン、ブックカバーの質感、ワードチョイスのセンス、生き方やこだわりなど、全てがオシャレで、読んでいるだけでワクワクしました。

あまりに面白かったので、小澤先生が出版されている他の2冊の本も買ってしまいました(笑)