【文章力をあげたい人必見!】あなたの文章が劇的に変わる5つの方法」の書評ブログ

こんにちは 文章力を上げたい稲葉です。

「文章力を上げたい」 そんなことを常日頃から考えていた矢先に目に飛び込んできたのがこの本。 「あなたの文章が劇的に変わる5つの方法」です。

あなたの文章が劇的に変わる5つの方法 (単行本)

あなたの文章が劇的に変わる5つの方法 (単行本)

冒頭から頭をハンマーでブッ叩かれたかのような衝撃を受けました。 文章において「上手く見せる」ことは目的では無く、「書き手が伝えたいことが、 読み手に伝わること」が目的であり、文章を読んだ人の「行動が変わる」ことが仕事において最も重要なことであるとのことです。 いや〜、確かにな〜!!!

ということで、今回僕が本書を読み、凄く勉強になったことを書評ブログというカタチでシェアさせていただきます

文章を書く時に最も大切なこと

文章を書く時に1番大切なことって何だと思いますか?

僕は、「内容」だと思っていました。 確かに内容は凄く大切なのですが、実は内容よりも大切なことがあります。 それは、「どんな人が読むか?」です。 ここがズレていると、全てがズレますし、読者を想定していない文章では仕事が成立しないとのことです。

伝わる文章を書くための5つの掟!

1、ゴールを見極める

先ほどもお伝えしましたが、読み手にどう伝わって欲しいのか?、どんな行動を起こして欲しいのか? そこが明確でない限り、筆を進めても良い文章は書けません。 なので、まずやるべきは読者のターゲットを絞ることです。簡単な例をお伝えすると、「年齢・性別・職業」の3つがお薦めなようです。 ターゲットを絞り、掘り下げて書くことで、何故かターゲット層以外の人も読むチャンスが増えるとのことです。 ちなみに、伝えたい内容は1つに絞った方が良いみたいですね。

2、簡単な言葉の使用

これ意外でしたね。 難しい言葉を使用していた方が、知的な文章に見え、反応が良いのかな?って思っていたのですが読みやすさの方が優先順位が高いそうです。 何度もお伝えすることになりもうしわけないのですが、文章を書く目的は読み手に伝わることなので、知的な文章を書くことではないんですね。 中学生でも理解できる言葉を使用することにします。

3、文末パターンで印象付ける

文章にメリハリを付ける時に大事なことは、同じ語尾を連発させないことです。 『昨日は友達とランチをしました。行ったお店は有楽町にある天鴻餃子房という餃子屋さんでした。凄く絶品でした。ランチの後、映画を観に行きました。観た映画は最近話題のジュラシック・ワールドでした。』 こういう文章を見るとどうでしょう?僕でしたら、「あれ?この人おバカちゃんなのかな?」って思っちゃいますね。 「でした」を連発させるのではなく、「です」、「でしょう」などを使うことで読みやすくなります。

4、最低限の文法

句読点の位置や数、形容詞の使い方など、ほんの少しの手間を加えることで受け取りの意味が大きく変わります。

5、心を掴むフックに全力を尽くす

読み手の目を惹き、心を掴むキャッチーなタイトルを付ける、具体的な数字を使う、文章にリズムを付けることで興味を惹きつけることができまふ。

SNS

SNSを使って、メッセージを広く拡散されることを狙う場合、文字数を少なく絞り込み、アピールポイントを1つにすることが大事なようです。 短い言葉で主張を伝えるには、「1番最初に感じたこと」を表現すると良いみたいですね。 更に写真を上手く使い、インパクトを与えると、なお良いとのことです。

ブログ

ブログを書く上で重要なことは、読者に役立つ情報提供をし続けることと、読みやすさです。

まとめ

文章を書くって面白いですね。 書けば書くほど上手く書きたくなりますし、頭が整理されます。 本書も定期的に読み返して、自分のズレや悪い癖を修正することに活用できそうです。 また、今回はお伝えしていませんが、ビジネスメールや表現方法などについても詳しく書かれていますので、興味を持った方は是非お読みいただけたらと思います。

そして何よりたくさんの本を読み、文章に触れ、語彙や表現方法、知識を豊かにしていくことが大事とのことです。

「読むことは人を豊かにし、話すことは人を機敏にし、書くことは人を確かにする」

フランシス・ベーコンの格言