書評:10年後の仕事図鑑(堀江貴文&落合陽一の共著)

お早うございます。 輝かしい未来に心ときめいてる稲葉です。

昨晩、10年後の仕事図鑑を読み終えました。

あまりの面白さに、相当じっくり読んでしまいましたね。 何度も戻ったり、同じところを読み返したりしているうちに、読み終えるのに1週間くらいかかっちゃいました(笑)

チョイチョイ絵も入ってるので、普通に読んだら2〜3時間で読み終えると思います。

それにしても、堀江さんも落合さんもスマートですね。 考え方が。

本来であれば結構硬い小難しい内容になるはずなんですよ。 それをあそこまで簡潔にまとめ上げるとは、恐れ入りました。 それに、言葉選びと言いますか、言い回しや表現の仕方が本当に魅力的なんですよ。 バーバルの7%だけでこれほどだと、実際に直でお話を伺ったらどうなってしまうのか!?気になります。

面白かったところ

湯婆婆に名前を奪われた人

落合陽一さんは、会社にしがみつこうとする、「会社員マインド」を持つAIに価値を奪われる人たちのことを、「湯婆婆(ゆばーば)に名前を奪われた人」と表現している。

なるほど〜。 これは中々、巧みな表現ですね。

就活生がイワシの群れの一員になる瞬間

周囲に染まるその瞬間が、思考停止して同じ方向を泳ぐことしかできないイワシの群れの一員になる瞬間に他ならない。

これもわかる気がします(笑)

修行なんてYouTubeで良い

寿司職人になる為の修行なんて、YouTubeで勉強すれば良いだけ。

確かに僕も3D-CADを覚えた時はYouTubeで勉強しました。

保育士なんて誰でもできる

保育士の給料が上がらない理由は、誰でもできる仕事だから。 昔は保育士なんて仕事が無かったけど、子どもは当たり前のように大人になった。

言われてみると納得しかしませんね〜。

勉強になったところ

AIの現状

現在のAIは人間の目と耳を代替する機能を持っているに過ぎない。 この先、1番の鍵となるのは、AIが手を持った時。

AIが自ら進んで考えて行動ができるようになった時の世界が楽しみです。

付加価値

給料を貰えるから仕事をするという常識から、お金を払ってでも仕事をしたいという人が増えてくる世の中になる。 お金以外のメリットをいかに掴むか、いかに発せられるか。

自分が楽しんでできることにはお金を出してでも取り組みたいと思えますね。

逆だったのか!

世の中の多くの人は、好きなものに没頭すると思っているが、逆だ。 没頭するから好きになる。

これは盲点でした。 意識します!

三位一体の人生

遊ぶ・働く・学ぶ。 この3つに区切りを設けずに、三位一体の人生を送る。

この生き方ができたら最高に楽しい人生になりそうですね。

意思決定

日本人が意思決定能力を失った背景には、教育システムと工業社会的価値観がある。 工業社会では、同じ規格の部品を使い続けたり、同じものを食べ続ける方が効率が良い。 それによって、意思決定能力が奪われていく。

細かい単位から、自ら意思決定できるようになります。

悪いことなんて忘れる

過去を振り返るな、未来に期待するな。 僕は悪いことは忘れるようにしている。 過去を悔やんでも、良いことなんて何1つ無いからだ。

無駄な思考をしないで済む生き方をします。

ニュースにも取り上げられたそうです

引用元:https://news.careerconnection.jp/?p=55038

最後に、、、。

本書は何度も何度も読み返したくなる最高の本でした。 面白くてわかりやすい。 読んでいて、未来が楽しみで仕方なくなる。 行動や考え方も変えたくなるところが沢山ありましたので、実践して変えていきます。

最後に、堀江さんの僕の大好きなセリフで締めていきます。

未来を恐れず、過去に執着せず、今を生きろ。

10年後の仕事図鑑

10年後の仕事図鑑

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