生きる基準を上げたくなった!『たった一人の熱狂』(幻冬舎社長 見城徹)
こんばんは。 見城徹ワールドにドップリと浸かっている稲葉です。
先日、初めて見城徹さんの本(読書という荒野)を読みました。 その結果、読みたい本がたくさんある中、どうしても見城さんの他の本を読みたくなってしまったんですね。
居ても立っても居られなくなり、書店に足を運び、真っ先に購入した本がこちら。
- 作者: 見城徹
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2016/04/12
- メディア: 文庫
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『たった一人の熱狂』です。
先日読んだ『読書という荒野』は見城徹の読書論というカタチで上肢されていましたが、今回の『たった一人の熱狂』は、見城さんの生き方そのものを垣間見ることが出来ました、
そもそも本書は、見城さんの「755」の投稿を元に、箕輪康介さんが編集をした本なんですね。
※「755」とは、見城さんが唯一やってるSNSのアプリです。
アプリやITが苦手な見城さんではありますが、755ユーザーからの質問やトークに対して一つ一つに真摯な対応をしていたことで反響を呼び、一躍注目されるようになったそうです。 当時、双葉社で編集者をしていた箕輪康介さんも755ユーザーの1人だったらしいのですが、見城さんの真摯な対応や、出版されている本を読むことでどんどん見城さんに熱狂していったとのことです。
徹底的な自己嫌悪
読書という荒野にも書いてありましたが、見城さんの習慣の1つに自己嫌悪があります。
自分が駄目になっていることを自覚できない人間は駄目だ。
現役度を落とすこと無く、華々しい成果を創りながらも、何の実績も無くガムシャラに仕事をしていた若かりし頃の自分と比べて、少しでも仕事に向き合う姿勢に甘えを感じたら、徹底的に自己嫌悪に陥り、トレーニングをくりかえしています。
どんだけ自分に厳しいんだ!?と思いながらも、その姿勢に憧れるというか惹かれている自分がいることに、驚きを隠せないでいます。 僕も徐々に見城徹が創り出す世界に侵食されつつあるようです。
この世にはたった2タイプの人しかいない
見城さんが言うには、この世には「圧倒的な努力を続ける人」と、「途中で努力を放棄する人」しかいないとのことです。
もうダメだと思ってからが本当のスタートで、できるかどうかではなく、やるかやらないかの差が勝負を決するとおっしゃっています。
僕自身、このことは常に意識して仕事のはげむ必要があると感じました。 以前、岡崎さんから、人間は決めた時が1番気持ちが良く、その決めたことを諦めた時が2番目に気持ちが良いんだそうです。 諦めの欲求樹速というのですが、僕は諦めではなく、達成で自分を満たす生き方が良いですね。
ちなみに、「大きな仕事が終わったから、しばらくゆっくり過ごそう」なんて考えをしているうちは二流なんだそうです。
相手に感想を伝えることは人間関係の最初の一歩
相手に感想を伝えない限り、初対面の人と人間関係が前進することは無いそうです。 それに加えて、誠意とスピードが大事という持論を持っているため、相手に感想を伝えることに心血注いで生きているそうです。
このことも僕自身よく意識しています。 友人から本や映画をおすすめされたら直ぐに手にとって読むなり観るなりして相手に直ぐに感想を伝えるようにしています。
神は細部に宿るもんですね。
GNO
見城さんが仕事をする上で大事にしていることにGNO(義理、人情、恩返し)があります。
義理、人情、恩返しというのは、僕がこの世で最も尊敬している方も良くお話することなんですね。 ことごとく、圧倒的な結果を創っている方々は、同じ価値観を大事にしているようですね。
まとめ
今回、見城さんの本を読むのは2冊目でしたが、前回以上に多くを学べた気がします。 見城さんと箕輪さんとの出会いや、見城さんの生き方、基準、愛情を僕の想像以上に感じ取れました。
他の見城徹作品も読んでみたいですね。
以上となります。 本日も最後まで御覧くださりまして、誠にありがとうございます。
稲葉 景