【書評】ローマ法王に米を食べさせた男 / 高野誠鮮

おはようございます。 朝からテンションが天を突く勢いの稲葉です。

何故こんなにハイテンションなのでしょうか? それは、良い本を読んだからです。

本書のテーマは「可能性の無視は最大の悪政」です。 この時点で色々とカッコ良いですね。

うまくいく人と、そうでない人の違いは、うまくいかない人は「できるか、できないか」で考え、うまくいく人は「やるか、やらないか」で考えているという事。ただそれだけです。

もう、その通りとしか言いようがない。 気持ち良いくらいにブッた切っています。 簡単に言うなと思う人もいるかもしれないけど本当にそれだけです。

物事を「できるか、できないか」で 考えれば、当然、脳はできない理由を考えます。

成果思考の人は、結果にこだわり、過程思考の人はプロセスにこだわる。 要は、理想の成果を創りたかったらプロセスではなく、結果にこだわる事が大切です。

成果思考のメリットは、プロセスが義務化しないから、モチベーションが下がりません。 僕流に分かりやすく言えば、「結果を決めて、中身は後から考える」という事です。 そして、その結果、手に入れたプロセスにこそ価値があります。

「できるか、できないか」 で考えているうちは、今の手札だけで勝負しようとします。 「やるか、やらないか」で考えれば、今の手札は関係無くなります。 だから、限界がなくなっていくんです。

そんな事が伝わる本でした。