映画「帰ってきたヒトラー」を観ました

こんばんは。 面白い映画を観て心がウキウキワクワクしている稲葉です。

今回観た映画はこちら。

帰ってきたヒトラー(字幕版)

gaga.ne.jp 一時、凄く世間で話題にもなった、帰ってきたヒトラーです。 以前、WEEKLY OCHIAI（ウィークリー 落合）でも、落合 陽一さんと佐々木 紀彦さんが話題に出していましたね。 明治維新の英雄たちが復活し、活躍するプロパガンダ系の映画ができたら面白いな〜みたいな話をしている時に。 落合さんはそれほど興味無さげな感じもしましたが(笑)

帰ってきたヒトラー

本作品は、2014年のベルリンにある、とある公園に何の前触れも無くいきなりヒトラーが復活するところから、ストーリーが展開されます。 ちなみに、ヒトラーが復活した理由や原理は最後まで解明されません(笑)

現代に復活したヒトラーの存在にいち早く気付いた、うだつの上がらないサヴァツキというテレビ局の社員が、ヒトラーを利用しようとするのですが、このサヴァツキがいかにも人間らしくて凄く面白いんですよ。 このサヴァツキとヒトラーを中心にストーリーが進んでいくんですね。

第二次世界大戦の真っ只中にいたヒトラーにとって、現代社会の発展や技術進歩に感銘を受けながらも、取り入れてる内容（主にテレビの料理番組）に不満を感じ、自ら主張をすることで、ドイツを自分が思い描いていた理想の強国にしようと、メッセージを投げかけます。

途中、サヴァツキはヒトラーが本物だと知り、とある行為に走り出すのですが、この時のヒトラーとサヴァツキの関係性が、なんとも言えない美しさが感じ取れます。

過去の偉人が復活し、当時の思想を描いたまま現代技術を使いこなしたらどうなるのか？そんなことを分かりやすいカタチで感じ取れる映画でした。

面白かったです。